オパールの評価基準は大きく分けて４つあります。
・色（遊色）　・透明度　・大きさ　・種類　です。
それらについて、できるだけ簡単にご説明させていただきます。

オパールには、・ブラックオパール　・メキシコオパール（ファイアオパール）・ボルダーオパール
・ホワイトオパール　・ウォーターオパール　など多くの種類があります。

それぞれ価値は様々ですが、一番高価なオパールはブラックオパールです。 それ以外のオパールは質により価値は大きく変動します。

また、乾燥に弱く、それによりヒビが入ってしまう事も多く、大きなヒビが入るとほぼ無価値になってしまうので
取り扱いにはとても注意が必要です。

オパールは画像S～Dのように鮮やかな色彩から、くすんだ色彩と色みは様々ですが、
画像Sのように虹色が鮮やかで色濃く、赤の色が多いほど価値の高い物となります。

また、石を動かすとその色彩や見え方が変わる神秘的な宝石で、その色を遊色（プレイオブカラー）と呼びます。
色彩が弱い、暗すぎといった印象のオパールの価値は低くなります。

どの種類のオパールであっても、遊色が強く鮮やかで赤が多いものが高価です。

ただ、見た目は同じような遊色でも、ブラックオパールとボルダーオパールの価値は大きくことなり、
母岩の表面層のみに遊色があるボルダーオパールは、ブラックオパールに比べて価値は大きく下がります。

ブラックオパールでは透明感は価値に殆ど影響を与えません。
透明感があるものは逆に色味が弱い為、価値は下がるでしょう。

ウォーターオパールやファイアオパールに関しては元々透明感のあるオパールですから、
その中でどれだけ色彩が豊かで色濃いかが価格のポイントとなります。
とはいえ、透明感も色彩も無いオパールは当然価値は低い物です。

ここでの大きさとは重量を指し、カラット（ｃｔ）と表現しますが、
品質が一定以上であれば、カラットが大きければそれに伴い価値は高くなります。

ただし、オパールは他の宝石と違い、母岩を有している場合が多い為、カラット価値だけで判断するのは危険です。

表面は鮮やかな遊色が見られても、横から見ると石の下８０％以上が母岩であれば、単純に大きさだけでは価値は図れません。

また、表面積が大きくても厚みが薄い場合は割れる可能性も高くなる為、こちらも見た目の美しさと大きさだけでは価値は判断できないものとなります。

しかし、程よい厚みのもので無駄なくカットが施されているオパールは、当然大きいほど価値は高くなります。

上でも何度か説明しましたが、オパールには、・ブラックオパール　・メキシコオパール（ファイアオパール）
・ボルダーオパール　・ホワイトオパール　・ウォーターオパール　など様々なタイプがあります。

中でも一番高価なオパールはブラックオパールです。

見た目の遊色がブラックオパールに似ているのがボルダーオパールです。美しさで言えば遜色ないものも多いですが、
石の厚みも異なり、価値は大きく異なります。

ファイアオパールやウォーターオパールは、水が固まったような美しさがとても魅力的ですが、
やはりブラックオパールの色濃さは現れないため価値は低くなりやすいものです。

流通量が一番多いのがホワイトオパールで、見た目にも白がベースとなり、その中に遊色が煌きます。

赤の遊色が多いホワイトオパールもありますが、地の色が白なので色濃さに欠け価値は高まりづらいです。
それぞれのオパールごとに高価なものもありますし、好みにより感じ方は異なりますが、
単純な市場価値で言うとブラックオパールがダントツで一番という事です。

以上でオパールの簡単な価値についての説明は終わりますが、
本当はまだまだオパールの世界は奥が深く、
皆様にお教えしたいことが沢山あるのですが、それはまた査定の機会に。

お買取り査定でお持ち頂いたオパールに関して、ご不明点があれば何なりとお聞きください。

ここには書いていないような裏話や知識もお教えしちゃうかもしれません。　では失礼します。