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多彩な色合いが楽しい!トルマリンってどんな宝石?

私たちにとって身近な宝石の一つがトルマリンです。

その美しさもさることながら、様々な色合いの個体が産出され、それぞれで異なる名称が付くほどのバリエーションの楽しさを誇ります。

そんなトルマリンって、いったいどんな宝石なのかな?と思うことはありませんか?

この記事では、トルマリンについて解説いたします。

1.トルマリンとは?

トルマリンは結晶性ケイ酸塩に分類される鉱物です。ホウ素を主要な構成元素としており、さらにここにはナトリウムやリチウム、アルミニウムなどが含有されます。なお、含有元素によってレッドやグリーン、ブルーなどといった多彩な発色を見せることとなります。

劈開は不明瞭で、モース硬度は7〜7.5です。

10月の誕生石であり、宝石言葉は「希望」「潔白」「寛大」「友情」等が挙げられます。

このトルマリンは「電気石(でんきせき)」の呼び名でも知られています。なぜならトルマリンは加熱すると帯電するため。さらに、圧力を加えることでも帯電します。それぞれの特性を焦電性・圧電性と称しています。

ちなみに電気石の圧電性を発見したのは、ジャック・キューリーおよびピエール・キューリー兄弟に拠るものです。しかしながら焦電性については、18世紀、欧州に持ち込まれた折りには既に知られていたようです。後にスウェーデンの学者カール・リンネによって電気石と称されるようになったと言われています。ちなみに焦電性によって熱い灰や塵を吸着することから、セイロン・スリランカンマグネットなどと呼ばれたこともあったようです。

なお、トルマリンという呼び名の由来には諸説ありますが、その一つにシンハラ語で「混ざりあった」を意味するトゥルマリに由来するというものがあります。トルマリンは様々な色合いを持つため他の宝石と混同されやすく、そういった背景が由来しての名称なのかもしれません。

また、産地は多岐に渡っており、ブラジル、カリフォルニアに代表されるアメリカ合衆国、タンザニアやナイジェリアなどといったアフリカ等が挙げられます。またアジア圏ではスリランカやパキスタン、アフガニスタン、インドネシア等で産出されます。トルマリンは組成によって色を変えることは前述の通りであり、産地によって産出されるカラーがあります。なお、ブラジルは多くの色のトルマリンが見受けられると言われています。

トルマリンはダイヤモンド等と異なり地表に近いところで採掘することが可能です。そのため非常に身近な存在であると言えるでしょう。

トルマリンのカラーは、本当に様々です。歴史的に他の鉱物と混同されていたがゆえか、色合いによって呼び名が変わる宝石でもあります。

例えば赤やピンクレッドのルベライト。大変美しく、トルマリンの中でも非常に人気と評価の高い色合いです。また無色のアクロアイトや青のインディコライト、黒のショール等が挙げられます。「トルマリン」として区別されていなかった頃の名残でもありますね。ただし近年では、紛らわしさを防ぐためにピンクトルマリン、といったように、色をトルマリンの前に付けて呼ぶことも多いです。

また、トルマリンの中には複数色を確認できる個体もあり、二つの色が合わさったものをバイカラートルマリン、三つ以上が組み合わさるとウォーターメロントルマリンやパーティーカラートルマリンと称することもあります。

なお、トルマリンは基本的に身近な石となりますが、色合いによってはきわめて高い稀少性を持つものも存在します。

その代表格がパライバトルマリンです。

パライバトルマリンが宝石業界に名を轟かせることとなったのは1989年と、トルマリンの歴史を鑑みれば、結構最近です。1987年、ブラジル・パライバ州のバターリャ鉱山で採掘され、ツーソンジェムショーにて公開されました。

これまで市場に出回ってきたどのトルマリンとも異なる、ネオンブルーの発色がなんとも美しいことが、このパライバトルマリンの大きな特徴です。この発色は銅が元素として含有されたことで起こります。その後、ブラジルの別の地域やアフリカのナイジェリアやモザンビーク等でも採掘されるようになりましたが、現在ではブラジルの鉱山は枯渇により閉山してしまったといわれ、稀少性は年々増すばかりです。。

ブラジル産は別格で、他は産地によって色合いやネオンの違いはあるものの、パライバトルマリンは今なお宝石業界で特別な輝きを放っております。

さらに稀少なトルマリンと言うと、キャッツアイ効果が見受けられる個体も有名でしょう。

キャッツアイはシャトヤンシー効果とも呼ばれており、宝石に針状のインクルージョンが含まれることで、縦に光のラインが入ったように見えることを指します。この縦のラインが猫の目のようだというので、キャッツアイと親しまれています。クリソベリルやエメラルド等といった宝石にも見られる効果です。

トルマリンはグリーンカラーの個体にキャッツアイ効果が見受けられるものが多いですが、中にはバイカラーが楽しめるものも!とりわけバイカラーのキャッツアイトルマリンはなかなか市場で気軽にお目にかかれるものでもありませんが、宝石好きなら一度は手にしたい代物ですね。

2.トルマリンの買取情報

トルマリン自体の稀少価値はあまり高くない、と思われているかもしれませんが、カラーによってはダイヤモンドを超える価値と相場を誇る個体も存在します。

その代表格が、前項でもご紹介したパライバトルマリンです。現在ではいくつかの産出地が挙げられるとはいえ、なかなか宝石質のものが出土せず、いったん宝石となった個体は非常に高い値付けとなることがほとんどです。当店グリーバーでも、カラットやコンディションにもよりますが、パライバトルマリンは上質な個体だと1ct程でも50万円以上、2ct以上の上質な個体は数百万円の買取査定をご提示させて頂ける可能性も大いにございます。

色や発色が弱く、インクルージョンが多めに見受けられる個体でも、1石で10,000円〜となることは珍しくありません。

全く別の青系のインディゴライトトルマリンも、パライバトルマリンほどではないものの、上質な個体は1ct辺りで2~5千円程がだいたいの相場感です。

またピンクトルマリンも非常に人気が高く、買取価格も高い傾向にあります。とりわけ赤が強い「ルベライト」は多くの業者で争奪戦となる代物です。その他ではバイカラートルマリンやキャッツアイ効果の見られる個体の稀少性が高く、査定も比例しやすいでしょう。

なお、トルマリンは発色が強く、またインクルージョンが少ないほど上質と判断されます。しかしながらトルマリンはインクルージョンが珍しくない宝石です。そのため発色の方が価値に与える影響が強いと言えます。ただし、トルマリンはモース硬度7〜7.5程度となるため、傷には気をつけて下さい。

またこういった稀少色でなくとも、トルマリンはダイヤモンド等といった他の貴石との相性は抜群。そのため人気ブランドでの取り扱いも多く、こういった人気ジュエリーはブランド価値が買取査定額に加味されます。そのため、こういった場合はブランドジュエリーとしての再販価値が付くことを示唆します。

一方でトルマリンのような色石は鑑定が難しい側面があります。

そのため色石の買取実績が少ない店舗に持ち込んでしまうと、買取を断られたり、買い叩かれたりするリスクがあります。ブランドジュエリーも、同じことが言えます。

トルマリン、あるいはトルマリンが使われたジュエリーを売却する際は、実績をきちんと持つ、信頼できる店舗にお任せしましょう。

3.まとめ

トルマリンについて解説いたしました。

パライバトルマリンやルベライト、インディゴライトにバイカラートルマリン等、多彩な色合いを楽しめるトルマリンの魅力をお伝えできたでしょうか。

買取市場でも非常に需要の高い宝石です。ご売却をお考えの際は、色石に強いグリーバーにお任せ下さい!



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