ルベライトの評価基準は大きく分けて3つあります。
・色　・透明度　・大きさです。
それらについて、できるだけ簡単にご説明させていただきます。

トルマリンには、色味ごとに宝石名で多く区分けされていて、
・パライバトルマリン　・ルベライト（レッドトルマリン）　・インディゴライト（緑青色）
・ウォーターメロン（パーティーカラー）　など多くの種類があります。

上記以外にも、色の名前通り、グリーントルマリン、ピンクトルマリン、イエロートルマリンなどがあります。
それぞれ価値は様々ですが、一番高価なものがパライバトルマリン、次に今回ご紹介するルベライトとなります。

鮮やかで美しい赤色を持つトルマリンは、かつてルビーの代用石として利用されていて
ラテン語の『赤』を語源とするルベライトと呼ばれるようになった宝石です。

赤色に部類するものだけが『ルベライト』と呼ばれるだけに鮮やな赤で色濃いものが高価となります。

パープリッシュピンク～ピンク～赤の色範囲となりますが純粋な赤に近ければ近い程評価は上がります。
逆に黒ずんでいたり紫が強い色ですとルベライトとしての評価は低くなります。

ルベライト(トルマリン)はインクリュージョンが比較的多い宝石となりますので
インクリュージョンが少なければ少ない程その評価は高くなっていきます。
外部的要因などによるキズの有無、インクリュージョンの入り方によって評価が大きく変わってもきます。

最高品質の赤を持ったルベライトの場合は多少のインクリュージョンがあっても高値がつくことも多いです。

ここでの大きさとは重量を指し、カラット（ｃｔ）と表現しますが、
品質が一定以上であれば、カラットが大きければそれに伴い価値は高くなります。

パライバトルマリンに比べると、比較的大きなものが産出されるルベライトですので
大きさに比例して大きく高値になるわけではありません。
ただし、買取相場の通り、色濃いルベライトの大粒は高額で取引されています。

以上でルベライトの簡単な価値についての説明は終わりますが、
本当はまだまだルベライトの世界は奥が深く、
皆様にお教えしたいことが沢山あるのですが、それはまた査定の機会に。

お買取り査定でお持ち頂いたルベライトに関して、ご不明点があれば何なりとお聞きください。

ここには書いていないような裏話や知識もお教えしちゃうかもしれません。　では失礼します。