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マリハ。30代、40代の女性にお勧めしたい至極のブランドを解説!

marihaリング

マリハというブランドをご存知でしょうか。

2006年、一人の日本人デザイナーによって立ち上げられた、上質でバリエーションに富んだ天然石を中心に扱うジュエリーブランドです。加えて、インドのサリーからインスパイアされたドレスコレクションでも人気を博しており、30代~40代の女性を魅了してきました。

決してメーカーのような規模を持たないにもかかわらず、現在では二つの直営店の他、全国に取扱店を展開しており、その根強い人気の程がうかがえますね。

この記事では、そんなマリハについて。そしてマリハを立ち上げたマリエ・ウエストン氏についてご紹介いたします。

マリハとは?

マリハ

① ABOUT

設立年:2006年

創業者:マリエ・ウエストン氏

拠点:フランス パリ

事業:天然石を用いたジュエリー,服飾の販売

 

マリハは、一人の日本人デザイナーマリエ・ウエストン氏(上田真理絵氏)によって立ち上げられたジュエリーブランドです。氏は、住居のあるフランス パリを中心に、東京、インドのジャイプール、そして時にはアメリカ ニューヨークをまたいで制作活動を行うという、大変ワールドワイドな人物。
一方で日本人特有の「花鳥風月」を一つのブランドコンセプトとしており、繊細かつ精細に富んだ銘品の数々を生み出してきました。

誕生は2006年と比較的最近ですが、創業からわずか3年後には伊勢丹新宿店の1階に直営店をオープンさせます。

次いで2009年には阪急うめだ本店にも直営店を構えることとなりました。

現在、北は北海道から南は福岡までと、日本全国に販路を広げており、まさに新進気鋭のブランドと言えるでしょう。

マリハの作風は、素材そのものを活かして「ミニマルかつ繊細なスタイル」(公式ホームページより)をジュエリーに落とし込むものとなります。この素材使いこそが、マリハの真髄。とりわけ天然石の扱いには一家言持ちます。

マリエ・ウエストン氏自身が今なお石の買付けからデザインまで手掛けており、上質なこれらの天然石を、それぞれの石に合わせたカッティングやセッティングを行います。ちなみに、なぜインドも拠点にしているか、というと、天然石の一大産地であるためです。天然石の買い付けにいくうち、興味をそそられたのがきっかけだったと言います。

マリハは「それぞれの鉱石には自然の恵みが宿っている」と考え、それぞれの石が持つ「石言葉」やまつわるエピソードもまた大切にしているからこそ、優しくも優美でエレガントなジュエリーデザインを実現しているのでしょう。

マリハのラインナップ

マリハの代表的なラインナップは、以下の通りです。

① ジュエリーライン

ジュエリーラインの中のフラグシップは「Earth Drops」です。その名の通り、地球の恵みである天然石をフィーチャーしたラインです。

アメジストやムーンストーン、クォーツなどの天然石を使ってリングやピアスを打ち出しているのですが、その多くがカボションカットなど、天然石そのものの魅力を最大限に引き出せるデザインであることが特徴です。

また、Earth Dropsは「天然石は一つとして同じものがない」ことを理由に、一点ものとなっていることも特徴であり魅力です。そのため自分だけのストーン・ジュエリーと出会える、というのが嬉しいですね。
なお、土台やチェーンにはこだわった18金ゴールドが使用されております。

また、Essentialsラインでは、「水」「雨音」といった自然界の何気ない出来事から着想を得たシリーズ。優しくて繊細で、まさに花鳥風月を大切にしてきたマリハならではのデザインが楽しめます。
また、シンプルゆえに親和性が大切にされている、というのも特徴の一つです。他のアイテムと重ね付けすることを考慮し、派手すぎず地味すぎず、そっと寄り添ってくれるような風合いを楽しめます。

なお、重ねづけが美しく決まるよう、ネックレスの長さが調節できたり、リングの太さを均一にするなどといった試みが採られているとか。
Essentialsラインは「願い事」「願い星」「雨音」「月のかけら」など、それぞれの製品につけられたネーミングがロマンチックなことも、大人女子の心をわしづかみにします。

また、カジュアルながらマリハの繊細さ・天然石の持つ美しさを感じられる「Silver」(この中でさらにAncient MemoriesやSignature Collectionが派生する)、愛し合う二人の門出を祝う「Bridal」ラインがリリースされております。

② アパレル

マリハはアパレルも手掛けます。

ただ、様々なジャンルに挑戦している、というわけではなく、ドレスコレクションを一貫してラインナップしてきました。インドに石の買い付けに行った際に、同国の民族衣装サリーにインスパイアされたと言います。

確かにサリーのように華やかでエレガントで、それでいて身体のラインを締め付けすぎない、ゆったりとしたワンピースはジュエリーラインと同様に人気コレクションです。

一方でサリーのような意匠はそのままに、オールブラックがシックなコレクションも手掛けており、幅広い年齢層から愛される秘訣となっております。

マリハの人気と相場

マリハはカルティエやブルガリのようなハイメゾンではありません。また、4℃やスタージュエリーのような大手メーカーでもありません。しかしながら確実な人気を得ており、特に30代・40代の大人女子に支持されてきたブランドです。

それは、創業から20年にも満たない現在、これだけの知名度を有していることを見れば一目瞭然ですね。

その理由は様々ですが、一つには「素材」にこだわりぬいてきたこと。そしてシンプルながら不変にして普遍のデザインを生み出し続けてきたことに秘訣があるように思います。派手だったり、奇抜だったりするデザインも素敵です。現在は個性的なブランドが増えてきました。

しかしながらマリハのように、実直で誠実なデザインは、年齢や国を超えて末永く愛用していける「飽きのこない」価値があります。もちろんシンプルなだけではなく素材へのこだわりがあるからこそ、インパクトはなくても「それでいい、それがいい」を貫けるのでしょう。

マリハの相場は、「モノによる」です。とりわけ一点もののEarth Dropsは仕入れ値によって変わってきます。

ただ、素材にこだわりぬいているゆえ、カジュアル・アクセサリーとは一線を画した価格帯になります。ジュエリーラインであれば、2万円前後~10万円台程度(貴石が使われているものはさらに相場が上がります)。アパレルラインであれば2万円台~がだいたいの相場感となります。

高すぎず安すぎず、それでいて「きちんと」感が出ることもまた、大人女子に愛される所以でしょう。

まとめ

30代~40代の女性におすすめしたい、マリハというブランドについてご紹介いたしました。

マリハは日本人デザイナー「マリエ・ウエストン氏」が創業し、その創業者が今なお手ずから石の買い付け、製品のデザインを行っているブランドであること。日本の「花鳥風月」を一つのブランドコンセプトとしていること。素材を活かした、「ミニマルで繊細」なデザインを特徴としていることなどをお伝えできたでしょうか。

どんなシーンにも、いくつになっても使えるジュエリーを探している。そんな女性は、ぜひマリハをお手にとってみてはいかがでしょうか?



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