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クリソベリルに現れるキャッツアイ効果を徹底解説!

クリソベリルキャッツアイ

ジュエリー業界で「キャッツアイ」の言葉を聞いたら、それは特別で価値のあるものと思っていいでしょう。

なぜならキャッツアイは鉱石に見られる効果のうちの一つなのですが、ある条件が揃って初めて美しく放たれる、自然の貴石そのものであるためです。とりわけクリソベリルに見られるキャッツアイの価値は、その実勢相場にも反映されます。

この記事では、キャツアイ効果について徹底解説いたします。

キャッツアイ効果とは

キャッツアイとは、カボションカットされたジュエリーに、一筋の白い光が入っているような模様を見せる効果です。あたかも「猫の目」のようだ、ということからこの名前が付けられました。

ただ、英語圏ではシャトヤンシー(chatoyancy)効果と呼ばれることが一般的です。仏語の「chatoyance(シャトワヤンス)、多彩な」にちなみます。もっとも、キャッツアイもまたフランス語の「oeil de chat(ウィユ ドゥ チャット)、猫の目」から由来しています。その他には変彩効果といった呼ばれ方もあります。

古くからアジア圏を中心に産出が確認されていました。
「目」を想起させる外観から、過去には「未来予知の力がある」と信じられたり、パワーストーン界では魔除けや浄化作用が語られたりしています。

キャッツアイ効果の原理と仕組み

キャッツアイ効果を実現しているのは、鉱石内部のインクルージョンです。

インクルージョンはジュエリーとしての透明度を妨げると考えられますが、独自のインクルージョンがあることでその宝石に個性がついたり、時には高い稀少価値を付与したりすることが珍しくありません。

キャッツアイ効果において、インクルージョンはある条件が必要となります。まず、針状のインクルージョンが、鉱石の中に結晶軸と平行して並んでいること。これはある程度密集して並んでいないと意味をなしません。インクルージョンは液体状で、チューブのような形状をしていること。ちなみにこの液状インクルージョンは二酸化チタン由来の「ルチル」に起因すると言われていますが、後述する様々な鉱石に確認されていることから、必ずしも当てはまるわけではないようです。

こういったインクルージョンを持つ宝石を、インクルージョンの並びとさらに平行になるようにカボションカットします。すると、宝石に入射した光がインクルージョンに反射し、宝石の外側に出てきた時に入射光とは別角度へ屈折を起こします。インクルージョンは密集しておりかつ平行になっているため、反射した光が一つの焦点を作ってまとまり、それが一条の線のようになるのです。これが、キャッツアイ効果の原理と仕組みです。

キレイにキャッツアイが入った個体は、石そのものを動かしたり、光源の位置を変えたりすると、表面上をゆらゆらと大きく移動します。前述の通り、光の入射角とは別方向に屈折するため、キャッツアイが右へ左へ動いているように見えるのです。しかしながらこれは見え方の違いであり、当然ながらインクルージョンそのものが動いているわけではありません。

なお、キャッツアイと同様に稀少と考えられるスター効果もまた、同様の原理となります。

キャッツアイ効果を見せる鉱物

何度か言及しているように、キャッツアイ効果を見せる鉱石はいくつかありますが、その代表格はクリソベリルです。「キャッツアイ」を話題にする時、特に鉱石名などがなければほとんどのケースでクリソベリルを指します。
クリソベリルとは和名では金緑石(きんりょくせき)と呼ばれることもあるように、黄色,黄緑~オレンジのカラーを有した貴石です。無色透明の個体も産出されます。

「貴石」と申し上げましたが、高価なクリソベリルは、主にクリソベリルキャッツアイ、アレキサンドライトの二つとなります。さらにアレキサンドライトにキャッツアイ効果を持つ超稀少種が存在します。

アレキサンドライトとは、クリソベリルの中でも光源によって変色効果を示す個体で、滅多に産出されない稀少性から「キングオブジュエリー」の呼び名を持ちます。イギリスのビクトリア朝およびエドワード朝の時代、とりたてた効果のないクリソベリル(クリソライトと区別することがある)も宝石として愛されましたが、今ではジュエリーとして採用されることはあまりないでしょう。

ちなみにクリソベリル・キャッツアイの人気が著しく高まったきっかけは、19世紀末、イギリスの初代コノート=ストラサーン公爵アーサー王子が自身のフィアンセへの婚約指輪に採用したことだったとか。

前述の通り古くから重宝されてきた歴史がありますが、ジュエリーに昇華されたのは近代に入ってからとなります。

クリソベリル以外にキャッツアイ効果を持つ鉱石としては、トルマリンやアパタイト、オパール、アクアマリン。また、準貴石とはなりますが、クォーツやタイガーアイ、ホークスアイなどが挙げられます。いずれの場合もクリソベリルとの混乱を避けて、トルマリン・キャッツアイやオパール・キャッツアイなど、鉱石名を頭に付けることが一般的です。
いずれもインクルージョンの多い種類の鉱石となりますので、キャッツアイには条件の整ったインクルージョンが必要不可欠であることがわかりますね。
なお、ガラスに人工処理によってキャッツアイを施す、あるいはタイガーアイなどを脱色処理した安価なキャッツアイが出回ることもあります。
ただし、純粋なクリソベリルはトリートメントやエンハンスメントを施すことができません。そのため市場に出回っているクリソベリル・キャッツアイは天然もの、ということが言えます。

クリソベリル・キャッツアイの買取相場

繰り返しになりますが、キャッツアイ効果はある条件下におかれたインクルージョンを内包した個体にのみ見られます。そのためどの鉱石でも稀少とはなりますが、クリソベリルともなれば格別。状態などにも左右されますが、グレードの高いクリソベリル・キャッツアイは数十万円を超える買取相場を記録することもあります。

では、この「グレード」はどこで左右されるかと言うと、一番はカラーです。
キャッツアイ効果を持つクリソベリル自体が稀少ですが、ハニーカラーの上質なものは滅多に採掘されません。そのため1カラットだと1万円前後~の買取価格でも、3カラットを超えると数万円、5カラットともなれば10万円超えとなるケースもあるのです。

キャッツアイ効果自体もグレードを大きく左右します。光の筋ははっきりと確認できるか、ラインは太すぎず細すぎないか、ゆがみがないかが重要です。もっとも、クリソベリルのような色石は「好み」もあります。そのためグレードが低い=価値のない石、というわけでは決してありません。

なお、アレキサンドライト・キャッツアイは、こういった色味を超越した価値を有します。

まとめ

クリソベリルなどに現れる、キャッツアイ効果について解説いたしました。

キャッツアイ効果とは石の表面に一条の白い光が現れる効果であること。これは石内部の液体チューブ・インクルージョンが密集し、かつ平行に並ぶことで実現していること。

クリソベリルの中では、アレキサンドライトと言うきわめて稀少な宝石にも同様の効果が認められること。グレードの高いクリソベリル・キャッツアイは、高額買取の対象であることなどをご理解いただけたでしょうか。

地球の貴石が生んだ、美しくも鮮烈なインパクトを残すキャッツアイ。気になる方は、ぜひ一度お手にとってみてくださいね。



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