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時計・ジュエリー業界の至宝。ショパールを徹底解説!

スイスの老舗時計ブランド、そしてドイツの高名なジュエラーそれぞれの系譜を引くショパール。

類まれなクラフトマンシップと最高峰の審美眼を強みに、美しくも精密・精緻なウォッチやジュエリーを世に送り出してきました。

近年では時計製造の分野で何かと話題になっていますが、もちろん見事なジュエリーの数々でも、私たちを魅了している存在です。

この記事では、ショパールについて解説致します。

1.ショパールとは?

現在はスイス ジュネーブ郊外のメイランに本拠を構えるショパール。

創業は1860年と屈指の老舗であり、2020年には160周年を迎えています。

しかしながらその歴史と現代に続くDNAは、いささか稀有となっています。

もともとはスイス ジュラ山脈のソンヴィリエでルイ=ユリス・ショパールが開いた工房がその発端です。

農家の息子であったルイ=ユリス・ショパールですが、この地は農閑期にあたる冬場、時計の組立によって糊口をしのぐ慣習があったと言います。

そんな背景もあってかルイ=ユリス・ショパールは時計職人として頭角を現していき、ロシアや東欧、北欧などの王侯貴族やセレブリティらから親しまれるようになっていきました。

息子のポール・ルイに経営が引き継がれた後、いっそうの繁栄を築いていくこととなります。20世紀にはいると本社をジュネーブに移転させ、事業を拡大。「スイス連邦射撃祭」およびスイス鉄道の公式サプライヤー企業に選ばれるなどスイス本国で活躍することはもちろん、国際的な販路もますます広げていき、その完成された製品の知名度を上げていきました。

順風満帆に思われたショパールの経営ですが、1960年代に入ると家業を継ぐ人間がおらず、後継者が途絶えます。約100年にわたって連綿と続けられてきた老舗時計ブランドは、あわや市場から消え去ろうとしていました。

しかしながら1963年、ショパールの買い手が現れます。ドイツのフォルツハイムで時計・ジュエリー事業を手掛けてきたカール・ショイフレ3世が、ショパールのムーブメント製造技術に目をつけて経営を引き継いだのです。

その後、スイス時計産業にとっては苦しい時代が始まります。1969年にセイコーが市販化させたことをきっかけに、高性能で大量生産可能なクォーツ式腕時計にシェアを押されてしまったこと。古い体制から脱却しきれなかったスイス時計産業の生産力が世界経済に遅れを取ってしまったことなどが大きな原因です。

しかしながら新生ショパールは、むしろそのビッグウェーブに乗っていたと言って良いかもしれません。この頃に現在の本社があるメイランに移動し、1976年にはかの有名な「ハッピーダイヤモンド」をリリース。これが爆発的なヒットを生み、一躍ショパールの名が世界中に広まっていったのです。

ちなみにハッピーダイヤモンドは、文字盤上をダイヤモンドが動き回るという画期的なデザインです。二枚のサファイアクリスタルの間をムービングダイヤがコロコロと自由に動き回る様は美しくも愛らしい風景です。これはショパールのデザイナーが、滝からあがるしぶきが太陽光を受けてキラキラと輝く瞬間からインスパイアされたのだとか。現在では同名のコレクションがジュエリーとしてもラインナップされていますが、大変人気が高く、ショパールらしさを感じられる最も有名なギミックです。

なお、1993年にはハッピーダイヤモンドをステンレススティール製とし、よりお求めやすくデイリーユースに適用させたハッピースポーツもリリースされています。

経営はカール・ショイフレ3世と妻のカレン氏、そして娘のキャロライン・ショイフレと息子カール=フレドリッヒ・ショイフレらも加わって、成長。他のラグジュアリーブランドに先駆けてブティック展開を行ったり、やはり他の時計ブランドに先鞭をつける形で自社開発ムーブメント製造に乗り出したりと、時代の一歩先をいくブランディングで成功をおさめていきました。

この自社開発ムーブメントは1990年代に開発がすすめられ、1996年、ローンチに至ります。創業者に敬意を表して「L.U.C 1.96」と命名された当ムーブメントは今なお画期的と言う他ありません。薄型自動巻きでありながらも高性能・高精度を誇る逸品で、時計雑誌の権威『Montres Passion/Uhrenwelt 』に翌年「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」として紹介されました。

現在はコングロマリットに属することも多い時計業界の中では珍しく、独立資本として経営。

欧州や米国、アジア等で店舗展開をしており、世界中に多数のファンを抱えています。

さらに近年ではジュエリーやジュエリー・ウォッチのみならず、自社のマニュファクチュール技術を強みに「ラグジュアリースポーツウォッチ」としてアルパインイーグルをリリース。パテックフィリップ ノーチラスやオーデマピゲ ロイヤルオークに続く人気モデルとして、男性ファンをも増やし続けています。

2.ショパールのコレクションの特徴

ショパールはジュエリーコレクションとウォッチコレクションとで、趣を変えるブランドです。

ジュエリーの特徴としては、何と言ってもハートや花をモチーフにした愛らしく華やかなデザインです。卓越した才能を持つデザイナーが生み出したショパールらしいジュエリーは、決して派手ではないのに強い存在感を放ちます。

ちなみに華やかなモチーフというのは、細部を作り込むのが結構大変です。しかしながらショパールは熟達したゴールド鍛造師や彫刻師が常駐しているため、ハイメゾンらしい丁寧に作り込まれたジュエリーを輩出することを得意としています。

一番人気のコレクションは前述したハッピーダイヤモンド。ネックレスやリング、イヤリングといったハートの中にはムービングダイヤがコロコロと動き回っており、見ているだけで時間を忘れてしまいそうです。もちろん屈指のジュエラーらしく、ハイグレードのダイヤモンドを使っているため、光を取り込んで鮮烈な輝きを放つことも特徴です。

またビッグ・ハートをモチーフとしたハッピーハートや幾何学調のデザインがクールなアイスキューブ、ブランドロゴが大胆にあしらわれたショパールディッシモなどといった、ショパールにしか生み出せない至高のコレクションを展開し続けています。

一方の時計コレクションは、時計通もうなる本格派の出来栄えです。

前述の通り、他社に先駆けて自社開発ムーブメントをリリースしたショパールは、マニュファクチュール(自社一貫製造)を確立。このマニュファクチュールを確立しているというのは、「思い通りのデザイン・性能の時計を作ることができる」という側面があります。

ムーブメントサプライヤーが供給した汎用ムーブメントをリファインして使うことも多いスイス時計ブランドですが、リファインには限界があり、どうしても厚みやインダイアル・時分針の位置、あるいはパワーリザーブ(持続時間)などは汎用機で一律になりがちです。

しかしながらショパールのように自社工場を持っていれば、その点は自由自在(もちろん高度な設計力と技術力が必要とされますが)。実際L.U.C 1.96を皮切りに、トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーといった複雑機構はもちろん、人気のクロノグラフやベーしくな3針でも、上品かつ高性能なモデルを世に送り出してきました。

前項でも言及しているように、ウォッチコレクションの一番人気はアルパインイーグルです。

ステンレススティール製のスポーツウォッチなのですが、このステンレススティールが特別な逸品です。これはルーセントスティールと呼ばれる高性能スティールで、一般的なそれと比べて見た目に美しく高硬度で、かつ金属アレルギーを誘発しづらいと言われています。

またマニュファクチュールのもとで作られたL.U.Cコレクションも、ショパールを代表するものです。

いずれもメンズ・レディースともにラインナップされておりますので、ご夫婦やカップルで贈り合ったりシェアし合ったりしたい逸品ですね。

3.ショパールの価格帯と買取情報

ショパールはプレステージなメゾンとなるため、販売価格は高価格帯がラインナップのメインです。

ダイヤモンドのセッティングされていないジュエリーだと10万円台〜20万円台。ミドルレンジだと40万円台〜90万円台。ハイエンドだと100万円〜200万円を大きく超える価格帯となることも。

腕時計はムーブメントにコストがかかっている分、さらに高額になります。

クォーツ式がメインのベーシックなハッピースポーツであれば50万円台~ですが、ダイヤモンドがセッティングされていたり機械式時計であったりすれば100万円超は当たり前。さらに複雑機構が搭載されたグランドコンプリケーションなどは1,000万円を超える定価となっております。

もっとも、ショパールの作り込まれた製品を見れば決して高すぎるということはありません。

むしろ作り込まれているからこそ再販価値が高いことも特筆すべき点です。ジュエリーなどは売却時、おうおうにした「素材だけの価値」が買取対象となりがちです。しかしながらショパールほどの高い作り込みや意匠のジュエリーはそのまま再販される可能性が高く、市場価値が査定に反映されるものです。人気が高く中古へのニーズが高いということも背景としてありますね。

そのため当店グリーバーでも、ショパールのジュエリーであれば中古であっても数万円~モノやコンディションによっては20万円超で買い取らせて頂くことは珍しくありません。

とは言えブランド価値のわからない業者だと、素材の価値しか見てくれないことも。

ショパールを売る際は、ブランドジュエリーの買取実績が豊富な店舗に査定に出すことがポイントです。

4.まとめ

ショパールについてご紹介いたしました。

ショパールは1860年にスイスでルイ=ユリス・ショパールが創設した時計工房に端を発する老舗ブランドですが、1963年にドイツの時計・宝飾事業者ジョイフレ家に経営権が渡ったこと。そのためジュエリーも時計コレクションも、それぞれで大変魅力的なラインナップを抱えていること。とりわけハッピーダイヤモンドのようにアイコニックなコレクションを展開したり本格機械式時計を輩出したりして、幅広いファンを獲得していることなどをお伝えできたでしょうか。

創業160周年を迎えて、いっそう華やかになるショパールから目が離せません!



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