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ドイツ最高峰の職人技術が活きるジュエラー「WELLENDORFF」

ドイツ屈指のハイジュエラー・ウェレンドルフをご存知でしょうか。
1893年創業と非常に歴史のあるブランドで、卓越した審美眼と丁寧な職人技、そして老舗でありながらも革新的な発想力が大きな強み。決して派手なマーケティングをしているわけではありませんが、美しく、そして唯一無二の革新的な製品群から、知る人ぞ知るジュエラーとして世の女性陣を魅了してきました。
いったいウェレンドルフとはどのようなブランドなのでしょうか。
この記事では、ウェレンドルフの沿革や人気の理由,相場などを徹底解説致します。

1.ウェレンドルフってどんなブランド?

まず始めに、ウェレンドルフについてご紹介致します。

概要

冒頭でもご紹介したように、ウェレンドルフは1893年創業のジュエラーです。

ドイツ西南部の、フランスやスイスとそう距離は離れていないプフォルツハイムという土地でエルンスト・アレクサンダー・ウェレンドルフ氏によって起こされて以降、第二次世界大戦やその後のドイツ東西混乱の中にありながらも、創業家一族によって経営が続けられてきました。

そんなウェレンドルフはハイジュエラーだけあり、「真のマニュファクトリー」を掲げます。「メイド・イン・ジャーマニー」に徹底してこだわることは言わずもがな。自社工場で厳選された最高級素材を用い、一つひとつ完璧かつ精巧な作り込みのもとに生み出されたジュエリー群の数々は、まさに至高。また、詳細は後述しますが、ただ美しいのみならず「着け心地」に考慮していることもよく知られており、ハイブランドながらもユーザーライクさでも高名です。

ウェレンドルフの生産過程は自社で育成した熟練の金細工職人らの手作業に依るところも多く、繊細かつ精巧な美しい意匠としなやかな着け心地によって、唯一無二のジュエリーを世に輩出してきました。

現在でもウェレンドルフの本社はプフォルツハイムに構えられています。過去にはミキモトが正規代理店として国内販売をしていたこともあり、WELLENDORFFとMIKIMOTOがコラボしたダブル刻印入りのダイヤモンドエマイユリングのようなモデルは今でも見られます。

2008年からはドイツ国内外でブティック展開を積極的に行っており、2014年にはわが国にも進出を果たしました。

また、ジュエリー業界の若年層の育成にも非常に意欲的で、金細工職人マイスター資格試験で優秀だった若者を対象に贈られる「エルンスト・アレクサンダー・ウェレンドルフ記念賞」を運営しています。

W」の真価

ウェレンドルフの紹介には、しばしば「Wの真価」といった概念が出てきます。これは、ウェレンドルフが連綿と守り抜いてきたブランドが大切にする「価値」を示唆します。

ウェレンドルフのロゴは、Wにダイヤモンドがセッティングされた、非常に特徴的なものですよね。

これは1970年代から始まったロゴであり、同時に「真のマニュファクトリー」「真のファミリー」「真の着け心地」「真の歓び」などといった、ウェレンドルフのブランド理念全てが詰まった、ブランドにとっての象徴のようなものなのでしょう。

このロゴは自社製品にワンポイントとして刻まれており、ただのブランドロゴとは異なる信念を感じさせますね。

ちなみに「W」はウェレンドルフのイニシャルのみならず、「Wahre Werte(真の価値)」も意味しているとのことです。

ウェレンドルフが人気の理由

ウェレンドルフはカルティエやブルガリのような超有名ブランド・・・というわけではありません。しかしながらこういった大手に劣らない、熱心なファンを抱えていることも事実です。
いったい、なぜ我々はウェレンドルフに魅了されるのでしょうか。

それは、まず第一に完成されたジュエリーであること。
前述の通りウェレンドルフは厳選した最高級素材しか用いておらず、ゴールドは18金。またハイグレードなダイヤモンドはもちろん、オニキスやパールといった貴石においても最高品質品のみを扱っています。

また、エナメル装飾(ウェレンドルフ・エマイユ)を得意としており、さながら工芸品のような意匠を楽しめることも大きな魅力ですね。

さらに熟練の金細工職人らによってこれら貴石や装飾が最大限引き立つようにデザインされており、手作業ならではの高度な仕上げや緻密な細工が、所有欲をくすぐるのでしょう。

さらに、老舗でありながら画期的な発想力とそれを実現する技術力によって、ユーザーライクな製品を提供していることもウェレンドルフの大きな強みでしょう。

その最たるものが「着け心地の訴求」です。
確かに毎日ジュエリーを着けていると、ちょっとした違和感が気になるものです。しかしながらウェレンドルフの代表作「シルクコーデル」は、装着にストレスを感じさせない、まさにシルクのようにしなやかなネックレスであることが大きな特徴です。

このシルクコーデルは1977年に登場しました。
巧みな設計、そして金細工職人たちが緻密に作り上げることによって最高の使い心地を実現したシルクコーデルの精神は現在ウェレンドルフの他の製品にも息づいており、デイリーユースとして心地よい装着感を提供してくれています。

また、ブレスレットのクラスプ部分にも工夫が凝らされており、最高の着け心地に欠かせない「落下の不安がない、しっかりとした装着」のために独自の折り畳み式を開発・搭載させました。なお、このクラスプはウェレンドルフが特許を取得しています。

さらに2021年には「エンブレイス ミー」として、一般的なゴールドの二倍の伸縮性を有するシルクコーデルを開発しました。18金はゴールドの柔らかさ・傷つきやすさを補填する一方で硬度が高まるため、加工が難しいとされています。にもかかわらずここに「柔軟さ」「伸縮性」持たせるウェレンドルフのアイデアとそれを実現する実力が、いかに他社と一線を画しているかがおわかりいただけるでしょう。

この他「魔法のリング」として1993年に開発した、真ん中のパーツ部分がくるくると回転する新構造も、ウェレンドルフ特許取得の独自技術です。ドイツでは「見に着けたリングを三回廻すと願いが叶う」と言い伝えられていることから、着想を得たと言います。

こういった、ジュエリーとしての完成度の高さに加えられた「独自性」「顧客目線に立った独創性」こそが、ウェレンドルフがファンを作り続ける大きな理由ではないでしょうか。

2.ウェレンドルフの代表コレクション

ウェレンドルフは前述した「シルクコーデル」「マジックリング」の二大コレクションを柱に、多岐に渡った商品展開を行っております。

18金ゴールドと最高級のダイヤモンド,あるいは貴石を厳選して使っており、好みやシーンに合ったお一つを選べるように配慮されています。

例えばシルクコーデルを使ったネックレスでは、スカーフのような滑らかさで首に絡まる「NOBLE DECLARATION OF LOVE」や、エナメルと色石がクラシカルな「PURE JOY OF LIFE」を展開。シルクコーデルはシルクのような肌ざわりの良さのみならず、デザインとしても独創的な魅力を放つことをそのコレクションは語ります。

また、くるくると回転するギミックが仕掛けられたマジックリングでは、レインボーカラーの色石を用いた「PURE JOY OF LIFE」,八角形のアウターリングを組み合わせるという、従来のジュエリーリングとは大きく異なる発想によってさらにゴージャスなきらめきを魅せる「リフレクション オン ザ ウォーター」。そして1997年、香港がイギリスから主権移譲されたことを機に始まった「リング オブ ザ イヤー」は、毎年一度、何らかのテーマをもとに特別制作されるリミテッドコレクション・・・数あるジュエラーの中でも、本当に豊富なラインナップを有しており、ウェレンドルフのジュエリーで身を固める,そんな女性ファンも少なくありません。

3.ウェレンドルフの買取相場

ゴールドは18金、そして上質なダイヤモンドや色石を素材として扱うウェレンドルフの定価は数十万円~,製品によっては100万円をゆうに超える金額となるコレクションも多々あります。
しっかりと作り込まれたハイエンドなジュエリーの数々、どうしても人手に依るところも多く、大量生産とは無縁。結果として、値付けも高くなる傾向にあるのです。

一方で上質な素材を用いているからこそ、売却時に大きく損をしないブランドでもあります。
中古ジュエリーのお買取りは状態にも左右されるものですが、ウェレンドルフであればシンプルなリングでも状態が良ければ10万円前後~。シルクコーデルにダイヤモンドがあしらわれた製品などは、30万円台~の査定をさせて頂くこともあります。

「メジャーブランドじゃないと、安い価格でしか手放せない」
こう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェレンドルフクラスになると素材の価値だけでも結構な価格。
さらに当店グリーバーはウェレンドルフの販売ルートを確立していることから、ウェレンドルフのブランドとしての価値をしっかりと加味したうえでの値付けを行っていると自負しております。

確かにメジャーブランドでないがゆえに、売却先がウェレンドルフをしっかりと理解していないと、買いたたかれることもあります。
これを避けるためには、ウェレンドルフの売買実績がしっかりとある買取店に査定に出すことが何よりも大切です。
当店ではウェレンドルフを積極的に高額買取しておりますので、ぜひ一度お査定だけでもお持ち込み下さいませ!

4.まとめ

ウェレンドルフについてご紹介いたしました。
ウェレンドルフはドイツ発祥の歴史あるジュエラーであり、「Wの真価」を柱に美しくも独創的な製品を世に輩出していること。また、「着け心地」を訴求するというユーザーライクにかけては類まれなハイメゾンであり、とりわけシルクコーデルによって肌馴染み良いネックレスやブレスレットは、同社の代表的コレクションであることなどをお伝えできたでしょうか。

ウェレンドルフのジュエリーは、一生愛用できる魅力に溢れます。買うもよし、売るも良しのブランドと言えるでしょう。



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