これからプロポーズをお考えの方。あるいは既にご婚約されていて、これから結婚指輪をカップルで購入しに行く方。どこのブランドの指輪にするかはもうお決まりですか?
婚約指輪や結婚指輪はダイヤモンドの大きさやデザインも大切ですが、「ブランド」によっても千差万別。取扱製品や品質基準、価格帯が異なることはもちろん、アフターサービスでも大きな違いがあります。永遠に左手の薬指に着用するものだから、最高の一つを選びたいですね。
そこでお勧めしたいのは、国内での人気が高いブランドです。国内で支持を集めるということは、それだけ日本人のライフスタイルに合い、かつ国内での嗜好傾向を上手に反映してくれているということ!そのため「外し」がありません。
この記事では、国内人気が特に高いジュエリーブランド「4℃」「スタージュエリー」「アイプリモ」を比較してご紹介いたします。
※掲載する会社情報・価格などは2019年7月現在のものとなります。
1. 結婚指輪・婚約指輪の人気ブランド ① 4℃
ABOUT
設立年:1972年
本社所在地:東京都品川区
現代表者:瀧口昭弘氏
ショップ数:209店舗(2019年2月期)
事業:ジュエリー、服飾雑貨等の企画・製造・販売
① 4℃ってどんなブランド?
あまりジュエリーに詳しくない男性であっても、4℃(ヨンドシー)はご存知でしょう。彼女へのプレゼントとしても定番のジュエリーブランドですね。
4℃は、もともとはファッション最先端の街である東京・原宿の、銀細工ショップが前身です。
ロケットペンダントやムーンストーンジュエリーなど、斬新なデザインかつ上質なシルバー素材を用いた製品で、当時の女性ファッショニスタたちを虜にしていきました。そうして1972年にブランドとして発足したのが4℃です。
現在は株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ(F.D.C. PRODUCTS INC.)によって展開されています。ちなみにF.D.C.とは4℃を英語で表記したFour Degrees Centigradeの略称です。
名前の由来は水にあります。
雪、海、雨など、あらゆる物に姿を変えていく「水」をフィーチャーし、水のように自由奔放なものづくりを目指したことからこの名前が付きました。また、4℃とは氷が張った水面の「底の温度」を指しており、この水温は唯一魚が生息できる、とのこと。4℃は極寒の厳しい環境下においても潤いや安息をもたらす場所、と同ブランドでは位置づけ、この名前を「常に新しさと潤いをもたらす」という理念に繋げていくこととなりました。
4℃は今では日本全国で209店舗(2つのフランチャイズ店舗を含む)を展開しています。また、中国への販路も拡大しており、長年にわたって成長を遂げてきました。ちなみに高級品需要が下がったと言われた時代でも、4℃だけは独り勝ちをしてきた、といった状況も過去には少なくありませんでした。
母体となるエフ・ディ・シィ・プロダクツは全部で6つのブランドを展開しており、フェミニンな「canal 4℃(カナルヨンドシー)」、ハイエンドラインの「EAUDOUCE 4℃(オデュース ヨンドシー)などがありますが、結婚指輪・婚約指輪は専門の「4℃ BRIDAL(ヨンドシー ブライダル)」で幅広く取り扱われています。
② 取扱商品の特徴・価格帯
■商品ラインナップ
4℃のブライダルラインの取り扱いはとても豊富。
大きく三つのデザインで分けることができ、アクアニティ(Sライン,ウェーブライン)、V字ライン、ストレートラインとなります。
アクアニティは、4℃を代表する独創的なデザインが魅力です。ブランドコンセプトの「水」がモチーフとなっており、優しく柔らかなカーブを描いたシェイプが特徴的です。V字ラインはセンターダイヤモンドに向かってリングがV字型に切り込んでおり、石そのものの美しさが引き立ちます。ストレートラインはシンプルでオーセンティック、ダイヤモンドを味わえるラインです。
さらにその中で素材やコンセプトによって派生製品が登場します。
例えばピュアプラチナ。ゴールドと同様、プラチナも素材そのままでは軟らかすぎてデイリーユースに向かないため、パラジウムなどで合金します。当然純度が高い方が高価でプラチナ本来の美しさが引き立ちます。
プラチナ製品は純度85%~100%までを4段階に分け、品質を決めていくことが一般的ですが、4℃ではプラチナ999(純度99.9%)という、きわめて高純度のプラチナをリングに採用したラインがあるのです。なお、通常製品も「パーフェクトプラチナ」と称し、純度95%と高いプラチナリングを保証しています。
また、デザインにディズニーキャラクターをモチーフとしたディズニーラインや、上下でペアになったセットリング(婚約指輪・結婚指輪ともに)などもラインナップ。
このように、非常に多彩な商品展開をしていることが4℃の大きな特徴で、きっと婚約者の好みに合った一つが見つかることでしょう。
■ライフスタイルを考慮した高い品質
さらに、4℃を語るうえで忘れてはいけないのが品質です。4℃の品質は、日本企業らしいきめ細かい心配りがそこかしこに添えられています。
このこだわりを象徴するのが、美しさだけでなく、快適な着け心地も訴求している、ということ。
ブライダルリング、特に結婚指輪は、日常的にずっと身に着けていることが前提です。そのため「ただ美しい」に留まらず、「着けた時の感覚」にまで配慮をしており、リングのシェイプや内側の仕上げなどにもこだわってきました。
また、4℃のブライダルリングをご購入された方がよくおっしゃるのが、「指がキレイに見えるような気がする!」というもの。主役はあくまで花嫁であり、その美しさをエレガントに引き立てる役割として指輪が存在しているのです。
こういった4℃ならではの魅力は、こだわりの製造過程に秘訣の一つがあるように思えます。
先ほどご紹介したプラチナはもちろん、ダイヤモンドやゴールドなどその他素材も最高品質のもののみを取り扱い、そこから丁寧な装飾・石のセッティング・エングレービング・仕上げなどを行っています。
4℃はオーダーメイドでの製品提供も行っており、既製品を調整するのではなく、結婚指輪・婚約指輪の注文が入ってから一つ一つを製造していることもその人の手に合った一つを提供できる所以でしょう。
■価格帯
なお、4℃はこれだけ質が高いにもかかわらず、非常にリーズナブルでお求めやすい価格であることも大きなポイントです。
海外の有名ブランドだと、数十万円するようなリングが平均ラインナップなどと言うことも珍しくありません。しかしながら4℃はこれだけの知名度、これだけのラインナップ、これだけの品質にもかかわらずお手頃価格。
結婚指輪であれば、6万円台~、婚約指輪であっても10万円台後半~、ペアでも20万円程度~と、お求めやすくなっております。
決して安物を使っているわけではないのにこの価格帯、企業努力以外の何物でもありません。
もともと4℃は20代~30代女性の、デイリーユースのアクセサリーとして高い人気を博してきました。そのため普段から4℃ファンという女性も多く、結婚指輪・婚約指輪でも外しのないブランドと言えるのではないでしょうか。
■充実のブライダルサービス
ちなみに4℃は充実したブライダルサービスを行っています。
リングの刻印やプロポーズケースの付属などは行っているブランドも多いですが、4℃では希望すれば内留め(リング内側の石。インサイドストーン)にブルーダイヤモンドをセッティングすることができます。これは、ヨーロッパの花嫁のおまじないSomething Blueに由来するものです。結婚する時、青いものを身に着けていると幸せになれる、という言い伝えから来ています。
このおまじないは他にもいくつかの「アイテム」があり、Something Borrowと言って「借り物を身に着けると幸せになれる」ことから、ティアラの貸し出しまで行っています。
こういった細やかなエピソードも、4℃ならではと言えますね。
③ アフターサービス
品質にこだわる4℃らしく、アフターサービスも手厚く用意されています。
特筆すべきは「永久保証」。ブライダルリングは一生涯愛用していくもの、という性質を理解し、無償保証を提供しているのです。
無償保証の内容はサイズ直し、刻印直し、型直し、その他加工などが挙げられます。条件はありますし、コンディションによっては有償保証となる場合もありますが、購入したきりで終わりではなく、一生涯自分たちのブライダルリングと向き合ってくれる姿勢は、消費者にとってはとても安心できますよね。
なお、保証時には付属の取扱説明書が必須なので、無くさないようにしましょう。
④ こんなカップルにお勧め!
・コストパフォーマンス重視
・品質にこだわりたい
・彼女がディズニーファン
2. 結婚指輪・婚約指輪の人気ブランド ② スタージュエリー
ABOUT
設立年:1946年
本社所在地:神奈川県横浜市
現代表者:永井淳二氏
ショップ数:57店舗(2018年8月調べ)
事業:ジュエリーの企画、製造、販売
① スタージュエリーってどんなブランド?
スタージュエリーは日本のジュエリーメーカーの中でも、1946年誕生と比較的老舗となるブランドです。4℃やヴァンドーム青山と並んで日本ジュエリーメーカー御三家に数え上げられることもあります。
発祥地は現在も本社を置く神奈川県横浜市の元町。永井三郎・妙子夫妻によって創業されました。
開業当初は、日本には本格ジュエリーショップはあまりなく、第二次世界大戦後の混乱ということもあり、日本人向けというよりも横浜に駐留していた外国人が御用達にしていました。
日本では珍しかったピアスを扱っていたこと、また、当時から専属の原型師(ジュエリーの鋳型を製造する職人のこと)を自社工房で直接雇用していたため、外国人顧客一人一人のオーダーに応える販売形態をとっていたことから、徐々にその名を広めていきます。ちなみに妙子夫人は当時の日本では非常に珍しく、ピアスホールを入れていたモダンガールであったと言います。
また、1970年代、ファッション雑誌が火付け役となった「ハマトラ」(横浜トラディショナル。アメトラを文字っている)というトレンドの中心的存在となったことで、日本の女子大生からも厚い支持を得ることとなりました。
その他にも、やはり日本では珍しかったピンキーリングの販売着手、およびeコマースに業界内で先鞭をつけるなど、その歴史は革新性そのものにあると言っていいかもしれません。
スタージュエリーの名前は、当初は外国人にわかりやすいように「STAR」をつけた、と言われていました。その後スターのように輝くジュエリー、あるいは身に着ける人を輝かせるジュエリーを製造する、という理念に繋がっていきます。
この理念をブランドプロミスとして、「クリエイティブで遊び心溢れるデザイン」「日本らしいクラフトマンシップ」「ホスピタリティ溢れる接客」によって実現することを宣言するとともに、伝統的に守り抜いてきました。
また、人材育成に力を入れているジュエリーメーカーとしても有名です。
一人一人の従業員を大切にし、プロフェッショナルとなれる育成教育に力を入れていると言います。2017年には働き方改革の一環として、早い段階で契約社員の給与を正社員と同じ水準に設定することとなりました。
ドラマ等のメディア露出も盛んです。多くの人気ドラマで有名女優が着用しているところを見かけます。
特に2006年から日本テレビ系列で放映されていた『たったひとつの恋』では、スタージュエリーの娘役を綾瀬はるかさんが演じ、同ブランドの製品も数多く出演しました。
このドラマに出てきたスタージュエリーを見て、ファンになったと言う方もいらっしゃいます。
② 取扱商品の特徴・価格帯
■豊富なラインナップとロマンチックなデザイン
スタージュエリーのラインナップは非常に豊富。しかも、そのいずれものデザインが本当にフェミニンで可愛らしいことで有名です。
デイリーユースを前提とした結婚指輪であっても、シンプルなデザインの中のそこかしこに遊び心が垣間見えるのです。
代表的なシリーズと言えば、社名の由来にもなっている星モチーフのラインでしょう。
「クロッシングスター」は4つの爪でセンターダイヤモンドを留めたシンプルなソリティアと呼ばれる仕様なのですが、実は石座に星形のクロッシングスターが隠されており、サイドから見るとその輝きを楽しめるデザインになっています。
また、天体をモチーフにしたデザインも多く、「サンシャイン」では美しいダイヤモンドを8つの爪で留め、さんさんと地上に光を降り注ぐ太陽をイメージに。「ムーンライトソリティア」は月がダイヤモンドを包み込むようなデザインになっています。
その他にもアームを工夫し流れるように美しくセンターストーンを立ち上げた「ストリームセッティング」、恋人同士が肩を抱き合っているような「ダブルハグ」、夫と妻のリングを合わせるとハートシェイプを形成する「ワンハート」など、コンセプト自体が本当にユニークでロマンチック。大人の遊び心をくすぐる魅力があります。
■クラフトマンシップを徹底。高い品質へのこだわり
さらに、日本企業らしく、品質へのこだわりも並々ならぬものがあります。むしろ、スタージュエリーは長い歴史の中で「ピアス」「ピンキーリング」など新しい概念に挑戦し続けてきましたが、一貫して「メイドインジャパンによるクラフトマンシップ」を大切にしてきました。これは、現社長の永井淳二氏も同社の強みとして強調するところです。
特に素材のこだわりには特筆すべきものがあります。プラチナは美しさとデイリーユースの純度を両立するPt950を採用。さらに、プラチナの美しさはそのままに、より硬度を上げた「オリジナルハードプラチナ」を開発し、現在特許を出願中と言います。
ダイヤモンドの質もスタージュエリーならでは。ハイグレードのダイヤモンドを使っているのですが、なんと、カットは「トリプルエクセレント」のみを取り扱っているのです。カットはダイヤモンドの美しさを引き出す、非常に大切な要素です。しかしながらカッティングするとカラット数が減ってしまうことなどから、ハイグレード評価のカットはとても稀少。にもかかわらず、独自の仕入れルートを確立することによって、トリプルエクセレントのみを商品化してきました。
なお、4℃にも言えることですが、スタージュエリーはキンバリープロセスを遵守した優良企業です。キンバリープロセスとは「ダイヤモンドの不正取引がアフリカなど紛争地帯の資金源となっている」ことに憂慮し、この紛争ダイヤモンドを現象させるために、産地が明確になっているダイヤモンドのみを取り扱うことです。スタージュエリーはこのキンバリープロセスを徹底して守るため、二次流通品は一切利用しないと言います。にもかかわらずトリプルエクセレント個体のみを扱っていることに、驚きを禁じえません。
■価格帯
スタージュエリーの価格帯は、結婚指輪であれば20万円前後~、結婚指輪であれば10万円以下のものもあり、ペアであっても20万円程度に抑えることが可能です。
ハードプラチナでこの価格は、消費者にとっては大変嬉しいところですね。しかも、スタージュエリーは大量生産をしていません。コストを抑える秘訣は職人の伝統技術とデジタルテクノロジーを上手に使い分けている、とのこと。
優れたコストパフォーマンスを発揮しており、人気の理由もうなずけます。
■ブライダルサービス
スタージュエリーでは、結婚指輪と婚約指輪同時成婚に限り、ティアラをレンタルすることができます。
また、オプションとはなりますが、5,000円(税抜)でインナーリングに4色のダイヤモンドあるいは12か月の誕生石の中から、好きな一つをセッティングし、特別な指輪をあつらえられます。
③ アフターサービス
スタージュエリーもまた、永久保証サービスをご用意しています。
サイズ直しやダイヤモンドの留め直し、紛失保証、ゆがみ直し、仕上げ直し、クリーニングは製品・条件にもよりますが、保証対象としてメンテナンスしてもらえます。
サイズ直しは一度までですが、これはサービスが悪いからではなく、指輪の強度を損ねないようにする配慮です。ちなみにセンターストーンを含むダイヤモンドの留め直しは、購入時と同等グレードのダイヤモンドを用意してくれるとのことです。
スタージュエリーに限りませんが、こういった保証を手厚くしているブランドと言うのは信頼ができます。と言うのも、自社技術に自信がなくてはできないことであるためです。
もし技術力がなく、石が爪から頻繁に取れてしまい、都度直していたら、メーカー側はコストがかかって破産してしまいますね。
自社の技術は「高い品質を維持できる」と自負しているからこそ、永久保証を掲げているのでしょう。
④ こんなカップルにお勧め!
・デザイン重視派
・有名女優が着用していたジュエリーにあこがれる
・購入後も手厚くケアしてくれるブランドを選びたい
3. 結婚指輪・婚約指輪の人気ブランド ③ アイプリモ
ABOUT
設立年:1999年
本社所在地:東京都中央区銀座
現代表者:澤野直樹氏
ショップ数:国内88店舗、海外24店舗(2019年6月現在)
事業:ブライダルジュエリーの企画・販売
① アイプリモとは?
アイプリモは1999年創業と、今回ご紹介した前の二社よりかは比較的新しいブランドですが、ブライダル専門ジュエリーショップとしては国内最大級・店舗数ナンバーワンです。さらに、海外進出も非常に意欲的で、中国・台湾・香港などの出店を既に成功させてきました。
そのため知名度は抜群。以前にタレントのローラさんがCM出演で起用されたことから、結婚指輪・婚約指輪を購入する年齢層のみならず、幅広い世代からの認知度を獲得しています。
アイプリモを運営するプリモ・ジャパンでは、アイプリモを入れて4つのブランドを運営しています。その中には「ラザールダイヤモンド」という、世界最高峰の呼び声高い名門が加わっており、正規代理販売が許されています。アイプリモで販売しているダイヤモンドと同一ではありませんが、ラザールほどの会社を傘下に加えているだけあり、審美眼や貴石・貴金属の取り扱いノウハウに長けていることで定評があります。
「プリモ」とはイタリア語で「第一級の」「一番目の」を意味します。同社では「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」というコピーのもと、一人一人の顧客に合った一つ一つのプランを提供するため、ジュエリーコーディネーターの資格を持つ専門スタッフを店舗に常駐させていると言います。
また、詳細は後述しますが「セミオーダー」と呼ばれるオーダースタイルが主流で、お客様のお好きなデザイン・ルース(石)を組み合わせ、このカップルのためだけの結婚指輪・婚約指輪を提供している、とも言います。
こういった姿勢から顧客満足度も高く、加えて店舗展開が豊富なため足を運びやすいことから、年々ブライダル産業でシェアを拡大していっています。
② 取扱商品の特徴・価格帯
■豊富な種類とセミオーダー
アイプリモの商品の特徴は、何と言っても種類の豊富さです。
アイプリモは、なんと約150種類ものデザインと8,000ピースものダイヤモンドを提供しています。
前述した「セミオーダースタイル」で、ご自分の好きなアームとダイヤモンド・ルースをそれぞれ選び、組み合わせる、というスタイルが基本です。
また、アイプリモのデザインは、全て一つ一つにストーリーが込められています。
夜空に輝く星がデザインインスピレーションとなっており、星座や星にまつわる神話がブライダルリングに落とし込まれています。
例えば月の女神アルテミスをオマージュした「アルテミシア」。美女アンドロメダを救った戦士「ペルセウス」。結婚の女神とも呼ばれる「ユノー」などと言ったように、彼女が思わずうっとりしてしまうようなロマンチシズム溢れるラインナップになっているのです。
ただウェーブ、V字カット、ストレートなどといったシェイプ上の特性のみならず、そこに独自のデザイン性を添えていることから、シンプルなストレートシェイプリングを選んだとしても、文字通り「二人のためだけに作られた、他社にはない独創性あるブライダルリング」を実現しました。
こういった「選択肢の豊富さ」「個性」は、現在比較的若い世代の購買傾向と非常にマッチしており、20代・30代というブライダルブランドがターゲットとする層のニーズに上手に応えていることも、同社の大きな強みと言えるでしょう。
■ハイグレードなダイヤモンドへのこだわり
なお、もちろんデザイン面のみならず、品質にも並々ならぬ情熱が注がれています。特にダイヤモンドでそれが顕著です。さすが、ラザールが認めた企業だけある、とでも言いましょうか。
例えば4℃やスタージュエリー同様、最高品質のダイヤモンドを選りすぐって商品化しているのですが、カットはエクセレントカットのみを採用。しかも、ハート&キューピッドが現れるものだけを厳選しているという徹底ぶりです。
ハート&キューピッドとは、きわめて優れたブリリアント・カットにのみ現れる独特の模様です。ある程度の水準のプロポーション及びシンメトリーでなければお目にかかることはできません。このハート&キューピッド・ダイヤモンドは、メレに至るまで採用されているとのことです。
何度か言及しているように、上質なダイヤモンドは決して簡単に手に入れられるものではありません。通常グレードのものですら稀少です。アイプリモでは、ダイヤモンド取引が盛んなイスラエルに現地法人を設立し、直接ダイヤモンドを買い付ける独自仕入れルートを確立することでこれを可能となりました。
また、「内甲丸仕上げ」と呼ばれる、リング内側の丁寧な仕上げにこだわることで、オンオフ問わずいつでも心地よい着用感を提供していることでも定評があります。
■ユニークなプロポーズプラン
さらに、アイプリモを語るうえで、ユニークなプロポーズプランについてもお話しなくてはなりません。
アイプリモは男性が彼女へのサプライズで行うプロポーズについて、様々なサポートプランを用意しています。
例えば「パーフェクトプロポーズリング」プラン。これは、サプライズで男性だけで婚約指輪をご購入した際、プロポーズが成立した後、彼女の好きなデザインに選びなおすことができる、というもの。また、プロポーズを相談できる、プロポーズコンシェルジュが全国店舗に配置され、サポートのアドバイスをしてくれると言います。
このように、一生涯における大きなイベントである結婚において、ただリングを提供するだけでなく、親身になって誠実に対応してくれる。これもまた、アイプリモの大きな強みと言えるしょう。
■価格帯
価格帯は婚約指輪であれば16万円台~、結婚指輪であれば5万円台~。ペアであっても10万円台~と、非常にお求めやすくなっております。
ちなみにセールを頻繁に行ったり、値引き交渉をしてくれたりするので、予算に限りがあるカップルはぜひチェックしてみてくださいね。
③ アフターサービス
アイプリモもまた永久保証を銘打ち、条件はありますが手厚いアフタービスを設定しています。
例えばクリーニングや歪み直し、石留の補修、サイズ直しは無料で受けることができます。ただし、リングの中にはサイズ直しができず、同じデザインのものに交換対応となる場合があります。このケースは初回のみが無料となります。
もう一点アイプリモのアフターサービスの強みがあります。それは、全国展開しているので、持ち込みやすい、ということ。例えば引っ越しなどがあっても、アイプリモの店舗であれば全国、さらに海外でも対応してくれると言うのです。海外では内容や価格は異なる場合がありますが、手広く展開しているアイプリモであれば、指輪に何かあった時でもすぐに対応してもらえるでしょう。なお、宅配でもメンテナンスを受けているとのことです。
④ こんなカップルにお勧め!
・コストパフォーマンスを重視している
・神話などロマンチックなストーリーが好き
・彼氏が転勤族なので、どこででもアフターサービスが受けられると嬉しい
4. まとめ
国内で人気の高い結婚指輪・婚約指輪ブランド3社をご紹介いたしました。知名度抜群で日常の使いやすさを重視した4℃、ドラマなどでも発信されているスタージュエリー、ロマンチックでお二人だけのブライダルリングを提供してくれるアイプリモについて知っていただけたでしょうか。
ちなみに人気ブランドであれば、何かあった時でも買取店に売却しやすい、という特徴もあります。それが質の高いダイヤモンド・プラチナであれば尚更です。
そんなリセールバリューも頭に入れつつ、ぜひ一度ショップに足を運び、実物を見てみてくださいね。